【コールセンターモチベーション】評価は自分比較で

【コールセンターモチベーション】評価は自分比較で ナレッジ
この記事を読んで欲しい人
  • 周りと比べて自分が劣っていると感じる
  • 常に競争している自分に疲れた
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コールセンターでモチベーションが下がる一場面

【コールセンターモチベーション】評価は自分比較で2
オペ美さん
オペ美さん

同期の中で私だけ出遅れてるな・・・。
みんな対応がどんどん上達しているし。
私も早く追いつかないと・・・!

🔽1か月後・・・・

オペ美さん
オペ美さん

また同期がトップになった。
凄いなぁ。
自分は全然ダメじゃん。。
落ち込むなぁ・・・。

🔽さらに1か月後・・・・

オペ美さん
オペ美さん

なんかどんどん

へこんできた…。

もう無理かも…

他の人と比較しながらモチベーションをコントロールしようとしているオペ美さん。

それがいつの間にかストレスに変わり、今にも燃え尽きてしまいそうです。

オペ美さんほどではなくても、意外と気にしていないつもりが普段私たちは結構周りと比べながら働いているものです。

例えば周りの人が自分より上手く対応が出来ていたり、管理者からの評価が高かったりすると、何故か自己評価が下がってしまい、やる気が無くなってしまう・・・。

私は転職してコールセンターに戻ってきた時、まさにこの典型でした。

自分より出来る人、評価される人が出てくると劣等感に押しつぶされていました。

よほどの人でない限り競争や比較からは逃れられません。

しかし、その競争の対象を自分へ向けた方がパフォーマンスも上がるしメンタルも健康的ですよ、という話を今回は紹介していきます。

執筆者紹介:ゆうたろう
ゆうたろう
ゆうたろう

他人比較と自分比較ではどちらが成長するか?

他人比較と自分比較ではどちらが成長するか?
ゆうたろう
ゆうたろう

オペ美さん、

他の人と比較しても

やる気出ない研究があるんよ。

オペ美さん
オペ美さん

え、そうなんですか。

「競争心より成長を望む」人の心理実験

今回も心理学者さんの実験結果を紹介します。

他の人と比較するより
自分と比較した方が断然成長できるし、
しかもその過程も楽しめる、という事が分かった実験です。

<実験内容>
学生をAとBのチームに分けてテストをしてもらいます。

Aチームの学生
「他の学生たちと比較した評価をします」と伝えた。
→意気込みを尋ねると、
「能力を示したい」「ミスを減らしたい」などと答えた。

Bチームの学生
「自分の成績の変化を基準に評価をします」と伝えた。
→意気込みを尋ねると、
「頭を鍛えたい」「問題解決の能力を高めたい」などと答えた。

実験の結果

テストを何度か繰り返していくと、
Bチームの方が大きく成績が伸び、
テストが楽しかったという声が多かった。

(参考 心理学者ルース・バトラーの実験)

この結果から、競争心よりも成長したいという欲求を刺激したほうが、モチベーションを維持しながら、且つ結果も出せるようです。

他人との比較がそもそもおかしい

他人との比較はそもそもおかしい
オペ美さん
オペ美さん

競争したほうが

結果出しやすいんじゃないの?

ゆうたろう
ゆうたろう

たしかにね!

ただ、勝つことではなく

成長にフォーカスしよう!

「社内でトップになる!」
「同期で一番早く出世する!」

といった宣言、個人的には好きです。

しかしあくまでそれは、何故そうなりたいのかがはっきりしていて、その上で「自分が成長する手段」として考えていればOKだと思っています。

これが完全に目的化してしまうと、モチベーションは続かなくなり、成長は失速します。

実験の結果からもそうですが、他人と自分を比較し続けることについてそもそもおかしいのは以下2つの理由からです。

1.バックグラウンドが違う

バックグラウンドが違う
ゆうたろう
ゆうたろう

これまで過ごしてきた

経歴が違う人と

比較するのはそもそも変!

オペ美さん
オペ美さん

たしかに、そうか。

同期や後輩であったとしても、自分と他人とでは今までの経験が違います。

・過去に同じ業界にいた
・対面接客で会話に慣れていた
・PC操作にたけていた
・業務知識に近い仕事や趣味を持っていた

などなど。

仕事に必要な知識量、経験の量がそもそも違うんです。

そんな知識や経験がなくても自分にはもっと違う経験があるはず。

それを活かすにはどうするか?を考えましょう。
出来る事にだけ集中です。

2.使えるリソースが違う

使えるリソースが違う
ゆうたろう
ゆうたろう

自分に使える時間、

道具、環境、

色んな違いがあるから

そもそも比較できないよ!

オペ美さん
オペ美さん

沢山時間使える人の方が

有利なのは当たり前か。

仕事中にいくら真面目に取り組んでいたとしても、
人によって働く環境、注げる力の量が異なります。

・主婦業をしながら
・子育てしながら
・Wワークしながら
・持病があって体力的に大変

などなど。
全員が平等な状態ではないはずです。

仕事が終わっても少し勉強したり、業務の事に向き合う時間を作れたり、それが出来る出来ないで、既にハンデがあります。

他人の良いところは比較せずに「パクる」

他人の良いところは比較せずに「パクる」
ゆうたろう
ゆうたろう

そんな比較できない他人からは

沢山盗めることがあるはず!

オペ美さん
オペ美さん

みんなが努力して

時間かけて身に付けたことを

どんどんパクっちゃえばいいね!

あの人凄いな、素敵だなと思った時、「それに比べて自分は・・・」と思いそうになった瞬間、考え方をかえましょう。

それは、

徹底的にパクる!です。

・トークをパクる
・工夫している事をパクる
・手順をパクる

他の人が成功した事例をものにして自分の成長に繋げましょう。

オペ美さん
オペ美さん

同期のあの子の言い回し、

良い感じだな。
よし、頂こう!

自分の成長を評価の基準にしよう

自分の成長を評価の基準にしよう
オペ美さん
オペ美さん

ゆうたろうさん、

ありがとうございます!

少しやる気復活してきました。

ゆうたろう
ゆうたろう

良かったー!

自分の頑張りを褒めてあげてね!

仕事をする上で楽しいと感じる事を目標として、自分の成長を目的にしましょう。

「昨日よりイケてる対応を1つでも出来るようなる」
「もっと沢山の人にサービスを届けたい」
「クレームをしっかり対応できるようになりたい」

こんな目標でもいいですし、周りと比較しているようで少し矛盾したように思うかも知れませんが、

「最高のオペレーターになる」
「一番の応対ができるようになる」

という目標を持っていても「自分が成長する手段」として考えていればOKです。

昨日の自分と比べてどれくらい成長したかでワクワクしましょう。

オペ美さん
オペ美さん

昨日はパッと回答できなかった質問、
今日は即答できた!やった~!
また少し成長して、目標に近づいたな。ふっふっふ。

参考書籍

コールセンターで役立つ本紹介

最後に劣等感の塊な私に響きまくった本、助けになった本を紹介します。

天才はあきらめた (朝日文庫)

https://amzn.to/3h3Uwl5

自らを「嫉妬の化け物」と自称する、南海キャンディーズの山ちゃんの本です。

他人と自分を比べて苦しみ抜いた人から出てくる言葉は重みが違います。

「人を貶めて自分が前に進んでいるような錯覚を起こすな」
「こんな僕がとか、邪魔しちゃいけないという言葉は、頑張るのをやめるのに最適な言葉でしかない」
特に響いた文章です。

俺か、俺以外か。 ローランドという生き方

https://amzn.to/3h7qSLI

圧倒的自己肯定。
自分との比較で生きている突き抜けた方ですよね。
もう一家に一人ローランドさんが欲しい。

図解 モチベーション大百科

https://amzn.to/2Wy76j1

当ブログで大変お世話になっている本。
今回も参考にさせて頂きました!

どうしても今の現場で仕事を続けられないときは

コールセンターがきつい、やめたいとき
  • 体調を崩してしまいそう
  • 朝は仕事に行きたくなくて泣きそうになる
  • 休日も仕事のことを考えて気持ちが落ち込む

こんな場合は転職も一つの選択肢。

▼転職するべきか悩んでいるあなた向けの記事もあります。

» 参考:コールセンターが辛い!辞めたい!ときの転職チェックリスト

オペ美さん
オペ美さん

チェックしてみてね!

最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

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ゆうたろう
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